次回の研究会は「市民活動情勢Ⅰ」をテーマにディスカッションを行います。
宮城県の利府町内にある市民活動団体が集まってコミュニティ化し、市民協働のまちづくりを目指す利府町市民活動研究会。
2023年度も、Slackでもオンラインコミュニティと1〜2ヶ月毎の対面の会を並行して運営します。

今年度最初のテーマは…
利府町内での活動は「市民活動」と呼ばれたり「町民活動」と呼ばれたり、様々な呼称や認識があります。
社会の大きな流れとしては1995年に阪神淡路大震災が発生。その後の市民の取り組みが目覚ましかったことから「ボランティア元年」と呼ばれ、1998年には市民の団体が法人になって活動が行えるという「特定非営利活動促進法(NPO法)」ができました。
わたしたち、利府町や宮城県の人間も12年前に東日本大震災を経験したことは記憶に新しく、そこでもさまざまなボランティア、NPO等市民の取り組みが成果として認められました。
しかしながら、ニュースとして個々の取り組み事例を耳にすることは多くても「そもそも市民活動って?」「NPOって?」という認識が地域によって格差がある様子もうかがえます。
今回は利府町”外”に目を向け、集めた資料を眺めながらほかの市町村が「市民活動とは?」をどう共通認識として定めているか、またその実践に対してどのような創意工夫を行っているか、等々をざっくり話し合いたいと思います。

- 利府町内外で市民活動を行っており、他団体との情報交換や合同研修に興味がある団体/個人。
- そもそも「市民活動とは?」を改めて考えたい。
- そこに地域のみんながどう認識しているか興味がある。
- 利府町の市民活動の現状に興味があったり、意見がある。
- 多様なセクターで行う協働のまちづくりに興味がある/行っている。
という方はぜひご参加ください。
実施日
日程:5月16日(火)
時程:19:00〜21:00
場所:利府町文化交流センター(リフノス) 2F 研修室④
対象:利府町内外で市民活動を行っている(行ってみたい)団体・個人
内容:①各団体等から活動報告
②テーマ「市民活動情勢Ⅰ〜県内市町村の市民活動の起こりについて〜」
参加協力費:200円(会議室やプロジェクタを借りる費用に充当します)
問い合わせ・参加申込
事務局:NPO法人リフ超学校
080-5228-3833(ささき)
info@rifucho.com
もしくは下記フォームより
利府町市民活動研究会とは?

リフ超学校では「セクター運営強化事業」として利府町市民活動研究会の事務局団体を担っています。利府町でも目覚ましいことに、近年は10〜30代等若い世代で組織される市民活動団体が徐々に増えてきています。台頭してきた団体たちが個々に活動し、運営苦にある状況から行政等他セクターと協働し、または団体同士がネットワーク化して他セクターと協働できる市民力を身につけるセクター運営強化をねらいとして、この利府町市民活動研究会を立ち上げました。この利府町市民活動研究会では1〜2ヶ月毎の対面の会と常態するオンラインコミュニティの二層構造でうごいています。月ごとのオフ会では各団体に共通する課題に対し、合同研修やケース会議を行い、常態化したオンラインコミュニティは市民活動に役立つ情報の発信、各団体が持つ資源共有の連絡相談、団体/個人間の親睦に役立てられています。