RIFU ROCK FEST. 活動報告

RIFU ROCK FEST.2023は”アリーナ仕様”で開催しました!

市民の市民による市民のための文化祭という流儀はブレずに!

リフ超学校が事務局となり実行委員を組織するRIFU ROCK FEST。2017年から行っています。毎年スタイルが少しずつ変わりながら運営者、出演者、出展者それぞれのチャレンジの機会創出と賑わいづくりのために実施しています。



今年は広々としたアリーナで開催!

今年のRIFU ROCK FEST.は会場を利府町総合体育館のサブアリーナとし、3月30日(土)に行いました。

音楽部門はどんなジャンルでも如何なく音が発揮できる会場となり、重厚なサウンドを奏でるロックバンドの出演者も増えました。また、今回は出演者を【U-20枠】【地域枠】【一般枠】と3カテゴリに分類し、若い方や地元の方の頑張りも際立つ設定をしました。


U-20枠は、地元利府高校のバンドや近隣の高校、しらかし台中学校OBで組んだ高校生バンド等、その名のとおり若いチカラがお客さんを釘付けにする原動力となっていました。


地域枠は、普段りふレ横丁の定期ライブ等利府町内で活動するバンドさんが世代関係なく活躍していました。中には曲目によってパートをスイッチ(他のパートを演奏する)して曲を披露するバンドさんもあり、見ごたえがありました。


一般枠は文字通り誰でも参加できる枠です。ベリーダンス、弾き語り、スカバンドが町内外関係なく登壇し、ROCKな流れにアクセントとして彩っていただきました。



広々としたフロアは20の出店者!(前年比×2)


これまでのRIFU ROCK FEST.にも音楽ステージ会場を彩る10ほどの、物販、ワークショップ、展示等出展者募っていましが、今回はアリーナを埋め尽くすため、倍の20組を募集するというチャレンジをしました。
出展者部門はパン屋おにぎり等食品や、雑貨・アクセサリー等キラキラしたものの物販、政策ワークショップ、陶芸やイラストのアートワーク体験、小学生店長の射的などバラエティに富んだみなさんでした。音楽を楽しんでいただく幕間に、こちらのフロアも縦横無尽に楽しんでいただきました!




また、応援に駆けつけたのは隣市、多賀城からタガレンジャー!
来場されたみなさんと交流したり一緒に音楽を楽しんでいただいたり、会場を盛り上げて頂きました!




学生ボランティアの活躍も多数!

仙台から、星槎国際高等学校の学生さんたちがボランティアとして多数集まってくれました!中には「利府から通ってるよ!」という学生さんも。
この学生さんたちの活躍は多数!受付、MC、装飾、音響、照明、ありとあらゆる場面を支えてもらいました。そして今回のRIFU ROCK FEST.のメインビジュアルを描いてくださったのも学生さんです。




勢いで始めたRIFU ROCK FEST.いい意味で辞めるに辞めれなく?

実行委員はじめ、出演者・出展者の方、当日の学生・一般の助っ人の方、広報など協力頂いた方、当日遊びに来られた方…すべてが志あるみなさんです。
はじめは趣旨を構えながらも勢いで始まったかもしれないRIFU ROCK FEST.ではありますが、7年も愚直に続けていると、こんなに沢山のみなさんに関わっていただけます。
良い意味で辞めるに辞めれない、退くに退けないところまで来てしまいましたね。次年度もご期待ください。

また、この日居合わせたすべての志あるみなさんは、出演者・出展者・来場者などの属性分け隔てなく、ひとつの大きなアリーナで交流している姿が印象的でした。
この一人ひとりが、次は来年の今頃かもっと先しか会えないかもしれませんが、いつもどこかで何かを頑張っています。そんなお互いを慮りながら新しい春を迎えましょう。



また、今回のRIFU ROCK FEST.では受付にて、能登半島地震災害義援金の募金箱を設置しました。募金は1,894円集まりました。利府町を介して日本赤十字社をとおし、て現地に送られ被災者支援に使われます。

蔦は絡まり 身は朽ち果てて思い出の欠片
土に帰りまた 花となるでしょう
Like a merry-go-round & round 
また 春に会いましょう

hide with Spread Beaver「 HURRY GO ROUND」



リフ超学校が担う「3つの学校」の1つ―文化の学校

リフ超学校は日頃「若者の学校」「NPOの学校」「文化の学校」を掲げて活動しています。RIFU ROCK FEST.はみなさんのアート作品や創作活動、音楽活動等日頃の活動の成果をぶつけていただく文化の学校としての総合文化祭です。そして出演者、出展者、運営者それぞれのチャレンジの場であります。さらにこれらを構成しているのは全て市民/町民のみなさんであり、この場を通じて市民の力を露見し関わったみなさんにそれぞれ何か感じてほしいと図っています。これからもみなさんの自己実現へのステップを、社会や厄災に奪わせず創出し続けていきたいと思います。