利府町市民活動研究会 活動報告

「企業との協働」にアイディアを集結させました。/(仮称)利府町市民活動研究会

第3回目の研究会は全編ワーク。テーマは「企業との協働」でした。

利府町内の市民活動団体が集まって交流や研鑽を行い「住民のチカラ」を温める市民活動研究会。第3回目の11月16日は利府町文化交流センター(リフノス)にてオフの集まりを実施しました。

巨大なショッピングセンターを自由に使えたら…

今回は「企業との協働」がテーマでした。市民と企業の協働、コラボレーションといっても初めて考えるには難しい方もいるので、実際にあったコラボレーション事例、tsumiki(利府町まち・ひと・しごと創造ステーション )×イオンモール新利府南館の「tsumikiみんなのSHOW店街」を例題に「あの巨大なショッピングセンターを自由に使えたら、何がしたい??」というお題を掲げました。
「みんなのSHOW店街」という一大プロジェクトを成し遂げたイベント企画の名手、大宮紗妃さん(Carlotta/メガネとベレー帽/tsumikiコーディネーター)を急遽お呼びし、この企画が実現した経緯、実態、それぞれにもたらしたメリットや収穫をお話し頂きました。

また、当日実際に出店していたすだゆうかさん(りとるてって/ゆるっとナチュラル育児の会)と当校長のささきしょうた(リフ超学校/音楽家/tsumikiコーディネーター)からもコメントの共有が有りました。

実際にグループに分かれ、アイディアを膨らまします。

大宮さん、すださんからの情報提供、インプットが済んだら今度はみんなでグループに分かれ「大型ショッピングセンターでやりたいこと」をアイディア量産会議をします。
この研究会自体が多様なみなさん、多様な団体で組織されているため、学生、シニア、子育て中のみなさんetc…あらゆる視点からのアイディアが集まりました。

グループ毎のまとめを行い、発表!

時間いっぱいまでアイディアを出し続けた後は、まとめ作業に入ります。たくさんのアイディアを「◯◯用法」等とカテゴライズし、他のグループにもわかりやすいように発表しました。

このグループの発表者は相澤みずきさん(MachitoLink in Rifu)

(アイディアの例)
マラソン、運動会、宝探し、世界最長流しそうめん、サバゲー、(空きスペースで)NPOセンターや大学設置、スタンプラリー、こどものまち、イオンに泊まろう、文化祭、期日前投票所、音楽系イベント、ストリートピアノ、生涯学習活動 他多数

おわりに

最後に、この日のワークのふりかえりや感想を全員で共有し、3回目の研究会を閉じました。ファシリテーターは今回も三上悟さん(学舎Caringリフ)につとめて頂きました。
次回のオフ会は1月中旬頃の開催予定ですが、団体同士は情報共有ツールSlackを用いていつでも情報交換ができるコミュニティとなっています。

利府町市民活動研究会とは?

リフ超学校では「セクター運営強化事業」として利府町市民活動研究会の事務局団体を担っています。利府町でも目覚ましいことに、近年は10〜30代等若い世代で組織される市民活動団体が徐々に増えてきています。台頭してきた団体たちが個々に活動し、運営苦にある状況から行政等他セクターと協働し、または団体同士がネットワーク化して他セクターと協働できる市民力を身につけるセクター運営強化をねらいとして、この利府町市民活動研究会を立ち上げました。この利府町市民活動研究会では1〜2ヶ月毎の対面の会と常態するオンラインコミュニティの二層構造でうごいています。月ごとのオフ会では各団体に共通する課題に対し、合同研修やケース会議を行い、常態化したオンラインコミュニティは市民活動に役立つ情報の発信、各団体が持つ資源共有の連絡相談、団体/個人間の親睦に役立てられています。