利府町市民活動研究会 活動報告

合同研修「コンセプトメイキング①」も実施しました/(仮称)利府町市民活動研究会

第2回目の研究会はりふくるより佐藤大輔さんのプレゼンテーションと合同研修を行いました!

利府町内の市民活動団体が集まって交流や研鑽を行い「住民のチカラ」を温める市民活動研究会。第2回目の9月14日は新型コロナウイルスの感染対策も兼ねてオンラインのWeb会議システム「Zoom」を用いて行いました。

合同研修は「コンセプトメイキング①」

前半は団体合同研修。
活動やイベントをこなしたり、メンバーの入れ替わりが生じたりすると「何の活動をするか(what)」「何のために活動するか(why)」がごちゃごちゃになっちゃって迷走するよねー…という共通の課題から活動の「手段」「目的」を整理するワークを行いました。
今回はコンセプトメイキングのその①。WCシートというワークシートを用いて一度団体から個人の思いに立ち返り、個人の思い・団体への期待・コミットメント(そのために自分ができること)の整理共有を行いました。
皆さんのワークの中から代表して名取俊輔さん(リフ超学校)に発表していただきました。

名取さんは教育系の大学を卒業された後も教育の畑でお仕事をされています。「利府町のこどもたちのために動きたい!」と熱いコミットメントを寄せて頂きました。

後半は事例のプレゼンをりふくる佐藤大輔さんより

後半戦は利府の大ちゃんこと佐藤大輔さん(りふくる)より、利府町へ移住して見えたものや個人の活動、りふくるの活動について語って頂きました。自身が地方移住というものを経験してみて、「まちづくりの中でこれほどまでに移住が注目されているのか!」と驚かれたそうです。その他、りふくるの代表としてまちおこしのためにこども向けeスポーツイベントやおもてなし活動、ローカルメディアを主軸とした利府のPR活動等を牽引しつつも、YouTuberとしての個人スキルを駆使して障がいのある方への就労や在宅勤務、クリエイティビティのサポートも行っています。

おわりに

団体のコンセプトや思いは活動の心臓・エンジンとして機能します。コンセプトづくりの研修はシリーズで長く続けていきましょうねと、校長ささき(リフ超学校)より総括させて頂きました。


最後に、前半・後半とおしてのふりかえりや感想を全員で共有し、2回目の研究会を閉じました。ファシリテーターは今回も三上悟さん(学舎Caringリフ)につとめて頂きました。
次回のオフ会は11月頃の開催予定ですが、団体同士は情報共有ツールSlackを用いていつでも情報交換ができるコミュニティとなっています。

(仮称)利府町市民活動研究会とは?

リフ超学校では「セクター運営強化事業」として利府町市民活動研究会の事務局団体を担っています。利府町でも目覚ましいことに、近年は10〜30代等若い世代で組織される市民活動団体が徐々に増えてきています。台頭してきた団体たちが個々に動き行政等他セクターから支援を受けて活動するフェーズから、団体同士がネットワーク化して他セクターに匹敵する市民力を身につけるフェーズへの移行として、この利府町市民活動研究会を立ち上げました。この利府町市民活動研究会では1〜2ヶ月毎のオフ会と常態するオンラインコミュニティの二層構造でうごいています。月ごとのオフ会では各団体に共通する課題に対し、合同研修やケース会議を行い、常態化したオンラインコミュニティは市民活動に役立つ情報の発信、各団体が持つ資源共有の連絡相談、団体/個人間の親睦に役立てられています。