おしらせ 利府町市民活動研究会

公益の「益」は自分の心に還元できてますか?/市民活動研究会

次回の研究会テーマは「市民活動とはⅢ〜湧き立つもの、私益・共益・公益〜」です。

宮城県の利府町内にある市民活動団体(もしくは個人)が集まってコミュニティ化し、市民協働のまちづくりを目指す利府町市民活動研究会。
対面での会とSlackでのオンラインコミュニティを並行して運営します。
最近では、市民活動や市民協働を促進するために町のみんなでこれらを認識する明文化運動も行っています。

前回は「市民活動Ⅱ〜SDGsについて〜」を語り合いました。その議論の中で、『国際目標よりも自分(個人)、自分達(団体、地域)が目指す目標を定めておかないとね』という総意が得られました。



今回の対面での市民活動研究会テーマは、「市民活動とはⅢ〜湧き立つもの、私益・共益・公益〜」です。



「私益・共益・公益」という言葉は聞いたことありますか?
現在市民活動をしている方は、きっかけは何でしたか?最初から公益的な目的でしたか?それとも己が内に譲れない思いがありましたか?
これから市民活動をしたい、もしくは興味がある方は市民活動や公益的な活動に関してどう思っていますか?「社会のため」って縁遠く感じますか?「自分のため」なら何か考えられますか?

市民活動に正解はありません。きっかけは「自分が◯◯だったから」でも何でも良い筈です。
今回は「私益・共益・公益」をテーマとしますが、私益(便宜上そう呼ばせてください)としてみなさんが抱いている自らの暮らし、周囲の環境、地域の情勢に対する「喜び」「楽しみ」「期待」「不安」「義憤」「悲しみ」ナドナドを大切にして、実際に市民活動の実践に踏み切る人がどうやって共益や公益までつなげるのか、ということを話し合いたいと思います。

毎回テーマを決めてこのようにディスカッションしています。




▼こんな方はぜひご参加ください

  • 公益(社会のため)活動を「自分のため」にもしたい。
  • 活動を始めた原体験を共有しあいたい(他の人の原体験も聞きたい)。
  • 「公益」活動に距離を感じる/モチベーションを感じない。
  • 私益・共益・公益の整理をしたい。
  • 利府町内外で市民活動を行っており、他団体との情報交換や合同研修に興味がある団体/個人。
  • 多様なセクターで行う協働のまちづくりに興味がある/行っている。
    • 行政、企業、他NPO、町民等と”良い関係性”で活動や地域づくりを発展させたい
  • まちづくりに関する指針やガイドライン策定に興味がある。市民活動促進や市民協働社会実現のために一定のルールや共通認識などが必要だと思っている。
  • 現在、市民活動を実践中(orやってみたいと考えている)で、課題や引っ掛かりを感じてる。
  • そもそも「市民活動とは?」を改めて考えたい。
    • そこに地域のみんながどう認識しているか興味がある。
  • 利府町の市民活動の現状に興味があったり、意見がある。

という方はぜひご参加ください。

実施日

日程:2024年9月17日(火)
時程:19:00〜20:30
場所:利府町文化交流センター(リフノス) 2F 研修室④
対象:利府町内外で市民活動を行っている(行ってみたい)団体・個人
   今回のテーマや協働社会に関わりたい/興味がある方、地域活動によって自己実現を
   目指す方、企業・行政の方
内容:①導入「私益・共益・公益」という共通認識の確認
   ②グループディスカッション
参加協力費:200円(会議室やプロジェクタを借りる費用に充当します)

問い合わせ・参加申込
事務局:NPO法人リフ超学校
080-5228-3833(ささき)
info@rifucho.com
もしくは下記フォームより


    利府町市民活動研究会とは?

    リフ超学校では「セクター運営強化事業」として利府町市民活動研究会の事務局団体を担っています。利府町でも目覚ましいことに、近年は10〜30代等若い世代で組織される市民活動団体が徐々に増えてきています。台頭してきた団体たちが個々に活動し、運営苦にある状況から行政等他セクターと協働し、または団体同士がネットワーク化して他セクターと協働できる市民力を身につけるセクター運営強化をねらいとして、この利府町市民活動研究会を立ち上げました。この利府町市民活動研究会では1〜2ヶ月毎の対面の会と常態するオンラインコミュニティの二層構造で稼働しています。月ごとの対面会では各団体に共通する課題に対し、合同研修やケース会議を行い、常態化したオンラインコミュニティは市民活動に役立つ情報の発信、各団体が持つ資源共有の連絡相談、団体/個人間の親睦に役立てられています。