利府町市民活動研究会 活動報告

カレーも話題もあたたかく/Coffe「しゃべってみっぺ」

新企画の第0回を行いました!

新企画のcoffe「しゃべってみっぺ」は”飲み食いしながら話す”から始まるコミュニケーションの場です。
利府町にお住いの方、通っている方、地域暮らしに興味のある方、またはそれらを支える方同士で集まり、暮らしのイイ話や困りごとをみんなで飲み食いしながらしゃべくる機会をつくるために発足しました。

2025年3月15日(土)に行った初回は市民活動団体「旬菜クラブ」のカレーライスとコールスローサラダをいただきながらしゃべくりました。

写真はイメージです。




初めましての方も多いので自己紹介ワークショップを主に行い、その後でみんなで共通しそうな話題を少し深く掘ってみました。参加者は小学生から70代、地区も職業も背景もみんなバラバラ。そんなみなさんがテーブルを囲んでいました。




自己紹介後の深堀りタイムでよく話しあった話題は

  • 家族や家庭のこと、こどものこと
  • 地区ごとの利便/不便のこと
  • DXや生成AIのこと
  • 利府町と宮城県
  • その他色々

でした。「誰でも参加できます!」と、テーマも対象者もハッキリさせずに始めたこの試みですが、いきつく話題や”うんうん!”と頷ける話題は多く、そこには利府に住む人・関わる人のコモンセンス(≒共通の感覚)が存在していると考えられました。


第0回を半ば大急ぎで発進させたこのCoffe「しゃべってみっぺ」。次回またゆるゆるとみなさんとの飲み食いやしゃべくりを準備したいと思います。




従来の利府町市民活動研究会とは?

宮城県利府町には2025年現在で公的なNPO・市民活動支援施設がありません。リフ超学校では2021年より利府町市民活動研究会の発足・事務局団体を担っています。利府町でも目覚ましいことに、近年は10〜30代等若い世代で組織される市民活動団体が徐々に増えてきています。台頭してきた活動者たちがバラバラに奔走し、運営難から活動を諦めせざるを得ない状況(地域活性化や市民協働社会の停滞にもつながる)を予防するため、団体同士がネットワーク化することを決め、また他セクター(行政・企業など)と対等に話し合えるテーブル(真の協働社会)を目指すためこの利府町市民活動研究会を立ち上げました。この利府町市民活動研究会では1〜2ヶ月毎の対面ワークと常態するオンラインコミュニティの二層構造でうごいています。月ごとの対面ワークでは各団体に共通する課題に対し、合同研修やケース会議を行い、常態化したオンラインコミュニティは市民活動に役立つ情報の発信、各団体が持つ資源共有の連絡相談、団体/個人間の親睦に役立てられていました。
また2023年度からはこの地域に触れるあらゆる主体に通ずる「市民活動促進」と「市民協働」というものの一定の共通認識をつくる運動も始めています。いずれは政策提言として明文化した提案書やデータ集を完成させる計画でいます。

一方で、話の内容も難しくなく、市民活動を知っていようといまいと、利府に住んでる人、関わってる人、興味がある人なら誰でも参加でき、暮らしのイイ話や困りごとを飲み食いしながらしゃべくる時間を共有するCoffe「しゃべってみっぺ」も2025年3月からスタートしています。